11. ソドムとゴモラ

burning sky

この投稿を英語で読む(近日公開)

Bible Story 11

タイトル:ソドムとゴモラ
聖書箇所:創世記19章1節-29節

そのとき、主はソドムとゴモラの上に、硫黄の火を天の主のところから降らせ、これらの町々と低地全体と、その町々の住民と、その地の植物をみな滅ぼされた。

創世記19章24節-25節

The Story

アブラハムは、数えきれないほどたくさんの家畜と、それらを世話する大勢の召使を連れて旅を続けていました。カナンに向けて、アブラハムと一緒に出発した甥のロトにも、多くの家畜がいたので、彼らの羊飼いたちの間に、度々トラブルが起きるようになりました。そこで、ふたりは別々の場所で暮らすことに決めました。

sodom

ロトは、ソドムの町まで広がる低地全体を選びました。そこは、エデンの園のようによく潤っていて、とても魅力的でした。けれども、その地域は治安が悪く、そこに住む人々は、とても罪深い生活を送っていました。ノアの時代に大洪水で滅ぼされてから、たった400年の間に、人々はその教訓を忘れてしまったのです。ロトはそんな場所を自ら選んだのでした。

ソドムと、その隣町ゴモラの人々の罪深い生活は、改善の兆しも見られず、治安は悪くなる一方でした。神様は彼らの罪を、長い間忍耐していましたが、ついに、火と硫黄によって、ソドムとゴモラの町を滅ぼすことに決めました。

running in a desert

ソドムの町にはロトとその家族が住んでいました。神様は、彼らを救い出すために、ふたりの天使を遣わしました。天使は、ソドムとゴモラの町が神様によって滅ぼされることを彼らに伝え、急いで逃げるようにと命じました。そして、ためらうロトの手を掴み、彼の妻とふたりの娘も一緒に外に連れ出しました。「うしろを振り返ってはいけない!立ち止まっても いけない!命がけで逃げないと滅びてしまう!」ロトは、彼の妻とふたりの娘を連れて、ツォアルという町に向かって走り出しました。

太陽が上った頃、神様はソドムとゴモラの上に、天から硫黄の火を降らせました。あっという間に火は燃え広がり、町は焼き尽くされました。ロトの妻は、滅びて行く町を思わず振り返りました。その瞬間、彼女は塩の柱になってしまったのでした。

The Lesson

Point:罪には刈り取りがある

Billboard pointing to the dead sea and a camel

ソドムとゴモラの位置は、死海の北端か南端かのどちらかであると考えられる。今の死海の南部3分の1ほどは、昔は平野であった。ソドムは、その西南端にある山の名である。ソドムとゴモラがあった場所は、死海の底に沈んでしまったと考える者もいる。死海南端には「ロトの妻」と呼ばれる塩の柱が多く存在する。実際にこの地域のあらゆるものが、聖書のソドムとゴモラの話に当てはまる(聖書ハンドブック/ヘンリーHハーレイ著/p.97参照)。

あらゆる罪の道には、危険信号の赤いランプが点々とついており、霧の警報がひっきりなしに鳴り渡っていて、そのまま進んで行くなら先に危険があると警告している(信仰の高嶺をめざしてーアブラハムの生涯からー/F・Bマイアー著/p.210引用)。

By Grace「野放しのハスキー犬」

husky dog

私が小学校5年生の頃のことです。お友だちとふたりで学校から帰宅する途中、狼のような鋭い瞳のハスキー犬が、野放しにされ、反対側の道路を歩いていました。後にその体長は150㎝だったと知ったのですが、その頃の私と同じくらいの背丈がありました。

two girls walking down the street

近くでは、2~3歳のふたりの姉妹が、お母さんと一緒に車から降りて、ちょうど家に入るところでした。その犬は、その女の子が手に持っていたおもちゃを目がけて、反対側の道路から、まっしぐらに走り寄ってきたのです。

私のお友だちは、「女の子が危ない!」と走り出し、勇敢にもそのおもちゃを取り上げて放り投げました。そのおもちゃは宙を飛んで私の足元に落ちました。その瞬間、ハスキー犬は牙をむき、私目掛けて飛び掛かってきたのです。私はとっさに右腕で自分をかばいました。右腕の11か所の傷からは骨が見え、背中には爪痕が深く残る大怪我を負いました。「もし腕でかばわなかったら、首を噛まれてどうなっていたかわからない」と、お医者さんの顔は真剣でした。

犬は保健所で保護されましたが、飼い主は、「もう二度とこのようなことがないように気を付けますから、犬を帰して下さい」とお願いしました。結局、保健所は、飼い主に厳しく警告し、犬を帰してあげました。

Husky dog in a cage

けれども、その数週間後、野放しになっているハスキー犬が、町のあちこちで目撃されたのです。飼い主は犬をしっかり管理できず、何度も脱走を繰り返してしまったのでした。そして再び、私と同じような怪我人が出てしまいました。今回は免除されず、犬は保健所に送られました。かわいそうですが、子どもが多い地域で脱走を繰り返すハスキー犬を、このまま野放しにはできません。市の判断は妥当なものでした。

ソドムとゴモラの町の人々は、ノアの大洪水という歴史的事実を通して警告を受けていました。それ以外にも、罪を指摘する彼らの良心も働いていたはずです。誘惑する悪魔がいる事実と同時に、正しく導こうとする神様もいらっしゃることも事実です。それでも彼らは自分を管理できませんでした。罪を繰り返すソドムとゴモラの人々を、このまま野放しにはできません。神様は妥当な判断をしました。

神様は、私たちの 罪も野放しにはされません。私たちには自由意思が与えられていますが、管理できなければ妥当な判断が下されます。もし罪を繰り返していれば、いつか滅ぼされることが決まっているのです。神様は正しく導こうと、私たちの良心に働きかけると同時に、聖書のことばを通して警告して下さいます。

Application: 神様の導きに従い、自分を管理します!

思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります。

ガラテヤ6章7節
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