4. 人間の堕落

two signs with the words "choice" pointing opposite directions

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Bible Story 4

タイトル:人間の堕落
聖書箇所:創世記3章1節-24節

そこで女が見ると、その木は、まことに食べるのに良く、目に慕わしく、賢くするというその木はいかにも好ましかった。それで女はその実を取って食べ、いっしょにいた夫にも与えたので、夫も食べた。

創世記3章6節

The Story

apple in one's hand

アダムは、エデンの園にあるどの木からも、果実を好きなように食べることができました。けれど、まだエバが造られる前、神様は、善悪の知識の木の実だけは食べることを禁じ、それを食べると死ぬと忠告しました。

ある日、悪魔は、蛇を使ってエバに近づき、そっと誘惑の罠を仕掛けました。「神様は本当に、園にある木から食べてはいけないと言ったのですか?」エバは蛇に答えました。「いいえ。善悪の知識の実だけは食べてはいけないのです。それを食べると死んでしまうから。」

悪魔はエバの心に、神様への不信を抱かせるように断言しました。「食べても絶対に死にません。」そして、好奇心をそそるような言葉を投げかけました。「これを食べると、善悪を知ることができるようになるのです。」

賢くなりたいという虚栄心にかられたエバは、罠にかかっていることにも気づかず、その実を食べ、夫にもあげました。アダムは、悪いことだと知りながら、神様の忠告を軽んじて、その実を食べてしまいました。

an apple on the ground with a couple mouths worth bitten out

この瞬間、悪魔は、アダムとエバをはじめ、彼らから生まれてくる全人類を、罪の罰として地獄へ道連れにすることに成功しました。それだけでなく、神様と彼らの親しい関係を、罪によって遮断することができたのです。悪魔は大喜びでした。

神様は、悪魔を天から追い出したように、忠告を守らず罪を犯したアダムとエバを、エデンの園から追い出しました。

けれど、神様にとって人間は特別な創造物だったので、悪魔の道連れとなった人間との友情を、何とかしてもう一度取り戻したいと願いました。それで、将来キリストを地上に送り、彼に罪の罰を与えることによって、全人類を罪から解放するという計画を立てたのでした。

The Lesson

Point: 誘惑に打ち勝つ!

arrows pointing multiple directions on the ground

神は人を造るとき、自由に考え、自由に選ぶことができるようにと、自由意思を与えた(聖書ハンドブック /ヘンリーHハーレイ著P.66参照)。神様の言葉に従う自由もあったのに、アダムは悪魔の言葉に従う自由を選んだ。その結果、人間は罪に支配されるようになった。人生は選択の連続である。自由には責任が伴う。見つめること、触れること、嗅ぐこと、味わうこと、その先に罪が口を開けて待っていないか、よく注意することは人間の責任だ。神は、人との関係を取り戻したくて、キリストが罪の償いをするという救済措置を取った。人は自分の罪を認め、キリストの贖いを信じさえすれば、再び神との友情を取り戻すことが可能になる。神は聖書を通して、そのことを人々に知らせているのである。

By Grace 「神を選ぶか?悪魔を選ぶか?」

woman with shopping bags looking at another store's show widow

誘惑は、毎日のあらゆるところに顔を出します。朝、目覚まし時計と戦うときから始まり、夜ベッドにもぐって夢の世界に出発する、そのときまで。誘惑の大きさは色々です。ささやかな可愛らしい鈴の音のようなものから、とてつもなく巨大で強力に引き寄せる磁石のようなものまで。もっと欲しい!もっと楽しみたい!もっと素晴らしく見せたい!など、もっともっとという声は、私たちを支配しようと意気込んでいます。

hand tempted to pick up a colorful doughnut

エバは悪魔の誘惑に耳を傾け、眺めるだけならと、みずみずしい善悪の知識の実を見つめました。そのうちに、手に取るだけならと、そっと触れてみました。そうすると、なんだか匂いも嗅いでみたくなりました。鼻を近づけると、どうしても食べてみたくなりました。こうしてエバの心は誘惑に捕まりました。ついにその実をもぎ取り、ひと口食べてしまったのです。

神様の言葉だけに耳を傾け、悪魔の言葉をシャットアウトすれば、結末は全く違うものになっていたでしょう。罪は誘惑に耳を傾けることから始まります。耳を傾けると、だんだん心が引き寄せられてゆきます。そして罪の衝動が抑えられなくなるのです。

エバは自分をコントロールできなくなりました。それは、まばゆい光を放つ宝石が、みすぼらしいただの石ころとなった瞬間でした。罪という毒がふたりの完全なきよさを窒息させてしまったのです。神様と人間の間を行き来していた信頼と友情は、罪によって閉ざされました。それまで完璧だった世界は崩れ、突然生まれた深い溝が、暗く冷たくお互いを切り離しました。

罪は何にも代えがたい喜びを、一瞬のうちに奪い去る力をもっています。そして悲しい結果を生むものなのです。絶えず耳元でささやく悪魔の誘惑をシャットアウトする方法は、神様の言葉だけを聞くことです。心に聖書の言葉をたくさん蓄え、どんなときにも神様が喜ぶことだけを選び、神様との友情を大切にしたいです…!

Application:誘惑をシャットアウトできるように、聖書の言葉を心にたくさん蓄えます!

あなたのみことばによって、私の歩みを確かにし、どんな罪にも私を支配させないでください。

詩篇119篇133節
two signs with the words "choice" pointing opposite directions

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